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Saskuta Neurosurgery

頭痛の検査について

頭部外傷後の頭痛にはCT検査を、それ以外の頭痛にはMRIを。頭痛の検査について

頭痛外来頭痛外来

頭痛は大きく2つに分けられます。
慢性的で原因のない「一次性頭痛」と、
くも膜下出血や脳腫瘍などの原因のある「二次性頭痛」です。

一次性頭痛

  • □ 脈打つようなズキンズキンとした痛み
  • □ 吐き気をともなう
  • □ 光・音・においに異常に敏感となる
  • □ 動くと余計にひどくなる
  • □ ある一点だけが差し込まれるように痛く、触れると激痛が走る
  • □ 突然、目の前にキラキラした光が見えたり、目が見えにくくなる
  • □ 片方の目の奥がえぐられるように痛い
  • □ 痛い方の目から涙が出たり、鼻水が出たり詰まったりする
  • □ 長い間、ひと月に10~15日は鎮痛剤を飲んでしまう

二次性頭痛

  • 代表的なものに、くも膜下出血、脳血管解離(血管が裂ける)、
    脳腫瘍、髄膜炎などによる頭痛があります。
    以下のような症状がありましたら、すぐに受診してください。
  • □ 今までに経験したことがない
    (普段とちがう)頭痛
  • □ 手足のマヒやしびれ、
    言葉がうまくしゃべれない、
      ものが二重に見えるなどの
    神経症状を伴う頭痛
  • □ けいれんを伴う頭痛
  • □ 意識障害を伴う頭痛
  • □ 高熱を伴う頭痛

頭痛の検査頭痛の検査

頭部外傷後(直後~数日)の頭痛に対してはCT検査を行います。
これは脳表面の少量の出血や頭蓋骨骨折などは
MRIよりはCTのほうが診断能力が高いからです。
それ以外の頭痛に対してはMRI検査を優先します。
頭痛の原因は脳そのものだけではなく、
脳血管や頚部(首)の病気が原因となることがあります。
子どもの頭痛であっても、もやもや病など脳血管が原因となる場合があります。
したがって頭痛に対する検査としては、脳などを調べるMRI検査と、
脳血管を調べるMRA(MR脳血管撮影)を同時に行うことが必要です。
また後頭部などの頭痛に対しては頚部のMRI検査を追加して行う必要があります。

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